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(8) 甦るオッペケペー
by meisakulive 作成日 2009年05月26日  更新日 2009年05月26日
前回はアメリカの蝋管音楽の紹介でしたが、今回は日本人による
歴史上初の録音といわれている音源の紹介です。1900年(明治33年)
に、パリ万博に訪れた川上音二郎一座が録音したものです。

これは、とても興味深い音源ですが、その前に復習です。
前回、紹介したようにエディソンの銀箔円筒式の録音の発明が、
1977年で、その後、蝋管蓄音機が市販されました。これは画期的
なことでしたが、ワッ ...
(7) UCSB library 蝋管音楽プロジェクト
by meisakulive 作成日 2009年05月18日  更新日 2009年05月18日
前回に続き1900年前後の音楽を取り上げます。文学や美術の
場合は、作品そのものを後世に残すことができます。クラシック音楽の場合、
楽譜の形で後世に伝えることができました。それらに加えて、19世紀には、
写真、録音、録画の技術が生まれました。20世紀には、それらが
新しいメディアとして花開くことになります。現在では、名作の多くもそれらなくしては
存在できないと言っても過言ではありません。 ...
(6) 「漱石が聴いたベートーヴェン」
by meisakulive 作成日 2009年05月12日  更新日 2009年05月12日
漱石関連も今回で一段落です。といっても文学そのものではなく、
文豪が西洋音楽にどう接したかというテーマです。
取り上げる本は、瀧井敬子著「漱石が聴いたベートーヴェン」
音楽に魅せられた文豪たち(中公新書、2004)です。

草枕でも述べましたが、明治時代には西洋文明や文化が一挙に日本に
入ってきて、あらゆるところで影響を与えました。
音楽も例外ではありません。西洋のクラシック音楽は、 ...
(5) 「ユメ十夜」そして「夢」
by meisakulive 作成日 2009年05月07日  更新日 2009年05月07日
漱石先生が続きます。前回まで「草枕」を取り上げた
ので、少々難しい話が続きました。今回は頭を柔らかくしましょう。

取り上げるのは、蔵書にもある「夢十夜」です。
「こんな夢を見た」で始まる不思議な十の夢の物語です。
それぞれトーンの違うオムニバス形式になっています。
第一夜は、「百年、私の墓の傍に坐って待っていて下さい。きっと
逢いに来ますから」と言われて100年待ち続ける男の話です ...
(4) The Three-Cornered World
by meisakulive 作成日 2009年05月01日  更新日 2009年05月01日
「草枕」の英訳本についてです。Glenn Gouldが手に取り読んだ本は、
Alan Turneyが英訳した「The Three-Cornered World」でした。
前回の「草枕変奏曲」の中で、この本とターニー自身の言葉がたくさん
引用されているので、まずはそこから。

表題ですが直訳ではありません。これは文中に出てくる「四角な世界
から常識と名のつく、一角を摩滅して、三角のうちに ...
CLOSE UP リニューアル
by meisakulive 作成日 2009年05月01日
今日から5月です。

トップページのクローズアップを夏目漱石から芥川龍之介にリニューアルしました。
芥川も日本を代表する作家の一人です。
名作ライブにも著名な作品がありますので、ぜひどうぞ。

ゴールデンウィークで休みの人が多いと思いますが、読書にもよい季節です。
みなさんがよい本にめぐりあえることを期待しています。

 名作ライブ スタッフ一同


(3) 「草枕変奏曲」 
by meisakulive 作成日 2009年04月28日  更新日 2009年04月28日
前回に続き「草枕」です。取り上げる本は、
「草枕変奏曲 -夏目漱石とグレン・グールド-」
(横田庄一郎著、1998)です。
グレン・グールド(1932-1982)は、カナダのピアニストです。
この本は、文学(草枕)と音楽(グールド)を行き来しながら変奏を行なう
という興味深い作りになっています。

初めに、なぜ、グールドなのかという説明が必要でしょう。

グールドは、孤高のピアニ ...
(2) J.G.バラード追悼
by meisakulive 作成日 2009年04月21日  更新日 2009年04月21日
昨日の夕刊に、ある作家の訃報が載っていました。
英国のSF小説家J.G.バラードが78歳で亡くなったとの記事です。
個人的にSF小説には強い思い入れがあるので、いずれ取り上げようと思っていましたが、
追悼の意味も込めて急遽書いてみます。

SF(Science Fiction)という用語は、今でこそSF映画などで広く認知されていますが、
SF小説の全盛期は、1950年代でした。主として ...
(1) お薦め紹介
by meisakulive 作成日 2009年04月16日  更新日 2009年04月16日
今回から定期的にスタッフのお薦めの本、映画、音楽などをこのコーナーで
紹介することにします。
蔵書関連だけではなく、新しいものや、ちょっと面白いものなど、
幅広く取り上げたいと思っています。

1回目は、トップページでも見ることができる夏目漱石関連です。
やはり日本の文豪といったら漱石を最初に思い浮かべますよね。
たくさんの個性的な名作を後世に残してくれたことに感謝です。

今回 ...
「草枕」雑感
by meisakulive 作成日 2009年04月24日
漱石の続きです。「草枕」は漱石の中でもユニークな作品で、
読み解くのは中々大変なものがあります。
出だしの文章は、あまりにも有名ですが、全体を通して読み通したことが
ある人はあまり多くないかもしれません。筆者も同じでした。今回リストに
真っ先に入れたのは、自分でもこの際きちんと読み通そうと思ったからでも
あります。お蔭様で今回は無事最後まで読み通すことができました。

しかし、この作 ...
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