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山月記

中島敦


ページ数: (12) 読者数: (291) 日本語(新字新仮名)
短編小説。清朝の説話集『唐人説薈』中の「人虎伝」を元に作られている。唐の時代、李徴は秀才であったが、自負心が強く自らの身分に満足していなかった。詩人として名を成そうとするが挫折し、やがて発狂して山に消えた。一年後、旧友の袁傪は旅の途中で虎となった李徴と遭遇した。詩への執着を捨てきれず虎となった悲哀を友に語り出すのであった... 高校の教科書としても定番の作品 ...
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十五夜お月さん

野口雨情


ページ数: (15) 読者数: (189) 日本語(新字旧仮名)
この『十五夜お月さん』の詩には、野口雨情自身が妻との離婚により、子供と離れ離れになることになってしまった心の淋しさが描かれているとも言われている。その他、『日傘』『九官鳥』『烏と地蔵さん』『鈴虫の鈴』等、多数の作品が収録されている。 ...
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青い眼の人形

野口雨情


ページ数: (15) 読者数: (140) 日本語(新字新仮名)
1927(昭和2)年に、米国人宣教師シドニー・ギューリック博士により、米国から日本の子供に約13,000体の青い目の人形が贈られるという親善活動が行なわれたが、本作品『青い眼の人形』が発表されたのは大正10年のことで、それより数年さかのぼる。この詞に本居長世が作曲。米国でも演奏され、好評を博していた。「青い目の人形」との呼称は、これに由来するとも言われている ...
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子供に化けた狐

野口雨情


ページ数: (3) 読者数: (155) 日本語(新字旧仮名)
百姓の三五郎は、泣いている子供に出会ったが「子供に化けて、大人をだます悪い狐」の仕業と思い、無視して道を進み続ける。すると、馬から飛び降りた拍子に沼田に入り込んでしまい、やがて三途の川原にたどり着く。正体を見破って最初から自分が優位にいると思っていた三五郎と、さらにその上をいく狐のいたずらが物語をピリ辛にまとめている。 ...
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少女地獄

夢野久作


ページ数: (86) 読者数: (184) 日本語(新字旧仮名)
3篇から成るオムニバス小説。「何でも無い」は、人から好かれる可憐な少女の話。虚言癖でウソにウソを重ねた後に待っていたのは…, 「殺人リレー」は、恋人を殺人鬼だと思って殺してしまうお話、「火星の女」は、容姿はよくない高校生が大人たちを翻弄する様子を描く。少女から大人になる女性の心を哀切感を持って描いている。扱うテーマは死や破滅であるが、そこには儚くも美しい妖し ...
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ドグラ・マグラ

夢野久作


ページ数: (429) 読者数: (207) 日本語(新字旧仮名)
夢野久作の代表作。他に類を見ない天下の奇書とも言われる。構想と執筆に10年の歳月をかけて完成した。推理探偵小説ともみなされるが、その幻想怪奇性とその長文故に全体を簡潔に要約することは困難である。冒頭は、九州大学医学部の精神病棟で目覚めた記憶喪失の青年から始まる。その「私」の一人称の語りで物語が進行していく。大学の正木博士との会話を軸に、次第に「私」が絡んだ事 ...
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羅生門

芥川龍之介


ページ数: (8) 読者数: (712) 日本語(新字新仮名)
芥川の5作目の短編小説。「今昔物語」から題材を採った平安時代の物語。羅生門とは平安京の朱雀大路の南に位置する門のこと。ある下人が羅生門にたどり着き、途方にくれていた。門の上に上ると老婆が死人から髪の毛を抜いている。悪事であることは明らかであるが、生きるためには仕方がないことと言われ、自身もその老婆の着物を剥いで逃げ去る。理性では悪とわかっていても、生きるため ...
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高瀬舟

森鴎外


ページ数: (10) 読者数: (461) 日本語(新字新仮名)
高瀬川を下り遠島(島流し)の刑にする際に罪人を乗せる高瀬舟。そこに乗せられた喜助は弟殺しの罪を犯しながらとても晴れやかな顔をしている。人殺しを何とも思わない情のない極悪人にも見えない彼は一体なにを考えているのか。彼を護送する羽田庄兵衛は気にになってたまらず喜助に訊く。「お前何を思っているのか。」喜助は自分の貧しい生い立ちとこれからはじまる島での生活への期待を ...
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The Book of Tea (茶の本)

Kakuzo Okakura 岡倉覚三 (岡倉天心)


ページ数: (59) 読者数: (228) 英語
岡倉天心が英語で書いた茶道の本。アメリカで出版された。後に、村岡博によって日本語訳が岩波書店より出ている。日本の茶道の精神や歴史を、道教や禅の思想を踏まえて述べている。 ...
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The Black Cat (黒猫)

ポー エドガー・アラン


ページ数: (13) 読者数: (295) 英語
主人公とその妻は動物が好きであった。二人は黒猫を飼って可愛がっていた。しかし、主人公は徐々に酒癖が悪くなり、その猫を虐殺するようになった。そのことをきっかけに事態は悪化の一途を辿っていくのであった。ついには取り返しのつかないことが起こるが、うまく取り繕って喜んだのもつかの間... 主人公が次第に異常な精神状態になっていく心理を巧みに描いた作品。最後の結末の怪 ...
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