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吾が輩は猫である夏目漱石ページ数: (437) 読者数: (1007) 日本語(新字新仮名) |
| 漱石の戯作風長編小説。俳句雑誌「ホトトギス」1月号に読みきりとして発表したが、好評だったため高浜虚子の勧めもあって以後11回連載された。漱石は以後、旺盛な創作活動に入る。主人公「吾輩」のモデルは、夏目家に迷い込んで住み着いた野良の黒猫である。「吾輩」の眼を通して飼い主苦沙弥先生の一家や、そこに集う彼の友人や門下の書生たちの人間模様を風刺的に描いている。モデル ... |
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三四郎夏目漱石ページ数: (141) 読者数: (766) 日本語(新字新仮名) |
| 漱石の長編小説。朝日新聞に9月から12月まで連載され、翌年出版された。「それから」「門」へと続く前期三部作の一つ。熊本の学校を卒業して大学に進むため東京に出てきた主人公の小川三四郎は、様々な体験をする。当時の青年の心情や日本の社会への批評が描かれている。郷里、学問、恋愛の3つの世界を行き来する。中でも都会育ちの美禰子には「迷える子羊」という言葉を何度も投げか ... |
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こころ夏目漱石ページ数: (217) 読者数: (760) 日本語(新字新仮名) |
| 漱石の代表作ともいえる長編小説。4月から8月まで朝日新聞に「心 先生の遺書」として連載され、同年、岩波書店より刊行された。「先生と私」「両親と私」「先生と遺書」の3部構成から成る。主人公の「私」は鎌倉で「先生」に会い、親しく付き合うようになる。先生には奥さんがおり、ひっそりと暮らしているのであった。故郷に帰った「私」は先生から手紙を受け取った。それは、先生の ... |
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科学と文学寺田寅彦ページ数: (19) 読者数: (590) 日本語(新字新仮名) |
| 科学者である寅彦は漱石によって文学への扉を開くことになった。「科学を研究することと文を創作することは同じ思索の道である」と科学者の視点から書き綴った随筆。科学も「言葉」によって概念を伝えねばならぬ。一方、文学も、物理における実験と同様、様々実験を通して生まれてきた、と解く。近代社会では、専門性が増すに従って他分野のことがわからなくなり、排他的になることも起こ ... |
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神話と地球物理学寺田寅彦ページ数: (5) 読者数: (552) 日本語(新字新仮名) |
| 自身の専門分野である地球物理の研究を通して、神話の持つ意味について考察した随筆。世界各地の神話や説話を読むと、その地域の気候風土が濃厚に反映していることに気が付く。島国であり火山国である日本の神話にもそれが色濃く出ている。有名な天手力男命(あめのたぢからおのみこと)が、引き明けた岩戸を取って投げたのが、虚空はるかにけし飛んでそれが現在の戸隠山(とがくしやま) ... |
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南国太平記直木三十五ページ数: (354) 読者数: (744) 日本語(新字新仮名) |
| 直木賞の名前に冠される直木三十五の長編小説。南国藩「お由羅騒動」の顛末が描かれている。笑左衛門の改革策断行で、薩摩藩は財政立て直しに成功した。しかし、藩主斉興は、浪費に財政破綻を恐れて世子斉彬に家督を譲ろうとしない。斉興の愛妾のお由羅の方は、実子久光への家督継承を画策し斉彬の子どものたちの呪殺を謀り暗躍する。お互い入り乱れ一触即発のお家騒動が起こる。長らく絶 ... |
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一握の砂石川啄木ページ数: (57) 読者数: (842) 日本語(新字旧仮名) |
| 『一握の砂』は、石川啄木初めての歌集のタイトルで、1910年12月刊行された。上京した時分の侘しい気持ちや故郷に対する想いなどが歌われている。三行分けによる散文的なスタイルの短歌は、若い世代を中心に大きな反響を獲ることとなった。旧制盛岡中学(現盛岡第一高等学校)の後輩である宮沢賢治も影響されたと言われている。 ... |
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十八時の音楽浴海野十三ページ数: (20) 読者数: (545) 日本語(新字新仮名) |
| ディストピアを扱ったSF小説。独裁者ミルキが支配するミルキ国では十八時が音楽浴の時間である。マインドコントロールできるように作られた音楽を聞かせることによって、国を治めているのであった。この音楽浴の技術は、科学者コハクによって開発されたが、コハクはある嫌疑をかけられ命を奪われようとしている。そのような無気力な国民のミルキ国を火星の軍団が襲いかかる。そこに、コ ... |
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まざあ・ぐうす北原白秋ページ数: (143) 読者数: (512) 日本語(新字新仮名) |
| まざあ・ぐうす(マザー・グース、Mother Goose)は、『Nursery Rhymes』とも言われるイギリスの伝承童歌のことで、数え歌や言葉あそび、なぞなぞ、早口言葉、風刺など様々なジャンルのものが含まれている。北原白秋が訳した本作品以外にも、『きらきら星』、『メリーさんの羊』『ロンドン橋』など、童歌だけでも1000以上あると言われている。また、谷川俊 ... |
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蒲団田山花袋ページ数: (60) 読者数: (585) 日本語(新字新仮名) |
| 妻子ある作家・時雄のもとに、女学生の芳子が弟子入りを志願し、時雄は芳子を呼び寄せる。周りに心配されるほどの良い関係になり、時雄はその生活に幸せを感じずには居られなくなるが、芳子の恋人・秀夫が現れると時雄は2人の仲が気になり、心中穏やかでなくなる・・・。これまでになかった大胆な描写が大きな反響を呼び、島崎藤村の『破戒』とともに、自然主義文学の先駆作とも言われる ... |
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